強迫性障害

強迫性障害 強迫観念 強迫行為について

強迫性障害は稀な病気ではありません。若い人に多く発症します。多くはばかばかしいと自覚しながらも、自分で抑えることのできない思考・行動が長く続く病気です。
強迫観念(考えの症状)と、強迫行為(行動の症状があります。人によっては両方の症状を持つ場合もあります。
強迫観念:汚してしまったのではないかと心配になる、人を傷つけてしまったのではないかと心配になる、罪になるようなことを考えてしまって止まらないといったことが何度も繰り返し起こります。
強迫行為:汚れたのではないかと心配で何度も何時間も洗い続ける、順序や位置が気になり何度も並べなおす、カギが閉まっているか気になり何度もカギを確認するなどの行動です。何度やっても途中で気が済むことがなく、また行動することで楽になることがないのが特徴です。ひどいときには確認に時間を取られ、日常生活に支障をきたすことすらあります。
治療は薬物療法と精神療法です。薬物としてはSSRI(抗うつ薬ですが)が有効なことが分かっています。

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